高いからの意味も違ってくるプレミアムの謎
プレミアム価格の意味を理解しよう
靴の中でスニーカー市場といったのがあります。
ファッションアイテムとして人気のあるブランドモデルのスニーカーは、
定価を上回る価格がついて注目されるモデルがあります。
特にスニーカー初心者は、このプレミアム価格を理解しておかないと
失敗してしまう可能性もあります。今回は、私も失敗したプレミアム価格の話など掘り下げて紹介します。
プレミアム価格と定価で販売されているスニーカーの違い
プレミアム価格がつく原理は、
基本的に欲しい人と販売している数のバランスの差から生じる所もあります。
メジャーな所では、ナイキのエアジョーダンといったモデル、
エアマックス95といったモデルはスニーカーの中でもプレミアム価格がついた
有名なモデルです。
特に人気が高まっている時期は、かなり高額に販売されていたり
雑誌に取り上げられて注目度も高まる事もあります。一般的にスニーカー好きの
マニアが収集してコレクションにしたり履いて楽しむ感じのモデルがプレミアム価格になりやすい感じです。
他の人があまり履いてないデザインやニッチで
レアなモデルのスニーカー好きみたいな世界観です。
こういった、ニッチでレアな靴を手に入れるのが
スニーカーファンやマニアにとって至福みたいな所もあります。
極端に値段が上がる原因
こういったニッチでレアなモデルが注目されたりすると、
あまり興味の無かった一般の人も欲しくなったりします。
例えば、アイドルグループが何々ブランドの何々モデルのスニーカーを履いていた。
みたいな感じに注目されたりするとファンにも注目されて広まるとか、人気が高まる感じです。
こういった感じで何かのきっかけから、
突然ほしい人が増えると価格がうなぎ登りになってしまう事もあります。
そうなると投機目的で買ったり、
早めに買い占めて転売目的で価格が吊り上がって儲けようみたいな人も出てきます。
ついでに似た感じのモデルとか偽物もでたりする事もあります。
実際にスニーカー初心者にとって、こういったモデルは、
本当に良い物なのか?と、なると色々な落とし穴もあります。
意外に失敗するプレミアムモデルのメンテナンス
スニーカーについて他の物で例えるとスマホみたいな感じです。
スニーカーは特にファッションアイテムとしてほぼ毎シーズン、
リニューアルモデルがリリースされます。エアマックスも95意外にも色々なモデルが
毎シーズンアップされており、知らない人は、色々なバリエーション、種類がある事に驚かれるかもしれません。
例えば、スニーカーでもハイテクモデルや競技用モデルと呼ばれているタイプは、
毎シーズンアップデートされています。スマホも3年前と今ではけっこう機能とか
変わったりしています。
今年位から5Gなど言われたりもしていますが、
プレミアム価格のついたモデルは、必ずしも最新鋭のハイテク機能の
モデルとも限らないケースもあります。なので高いから高性能より
人気があるとかデザインなど他の要素から価格が上がる所もあります。
また今、人気モデルでも来年になると、
人気モデルで無くなってしまう可能性もあります。
紅白歌合戦のアイドル歌手とかグループみたいに、
昔流行った曲みたいに意外に流動的な所もあります。
機能性を求めると最新モデルを買い続ける感じ
ハイテクスニーカーは、
これまでのモデルより高機能や新テクノロジーなど進化したモデルになります。
この辺りは車でも洗濯機でも、10年前と比較すると色々と機能性が変わっていたりします。
水道代が安いとか電気代が安い。燃費が良い。みたいにハイテクスニーカーも、何らかの形で機能性アップしています。そういったモデルを目的にして履かれる人も居るので、ニーズにあっている人にはおすすめです。
ただ、普通の人でたまに履くとか普段履きとして履く場合は、
毎シーズン消耗するほど歩いたり走ったりしないので自己ペースで1年に1回とか
1年半に1回、また2,3年に1回買い替えるなど購入ペースの配分を考えて見るのもポイントです。
最近購入したナイキのスニーカーでは、
リアクトといった軽量でクッション性があって反発性もあるソール素材を使用した
モデルがあります。この辺りは、比較的新しい感じのハイテクモデルになります。
実際にプレミアム価格がついているモデルは、どちらかと言えば、
ファッション性とレア性、人気で価格が高騰しているモデルもあります。
なので、求める所によっては、ちょっと違うかな?
みたいになる可能性もあります。高いから高機能で履きやすいとも限らないケースもあります。
基本的にリペア不可なモデルが多い
特にスニーカーの場合、靴底を取り換え可能みたいなモデルは少ない感じです。
また、ソール交換可能なモデルもありますが、修理代と新品に買い替える価格の差に
よっては、けっこう判断が難しい場合もあります。
私が履いているナイキのスニーカーの中で1万円で買ったモデルがあります。
3年くらい履いて靴底がすり減ったので、ソールリペア剤を使って靴底を補修しました。
ただ、メッシュ素材で破れている所もあるので自分で簡単に縫って普段履きとして、
もうしばらく履く予定です。ただエアの部分が壊れたりすると多分修理不可能になってしまいます。
なので、プレミアム価格で購入したモデルでも、
基本的に寿命があったり、また経年劣化するので、
どうしても欲しくて買って大切に保管していても10年後20年後は、
基本的に履けなくなっている可能性もあります。
コレクションとして飾るケースもありますが
その辺りになると、スニーカー初心者として買う目的がインテリアか?
普段履きか?おしゃれ履きなのか?見極めて購入する?事も大切です。
スニーカー中級者の楽しみ方
私の場合、コレクション目的より
履き心地を楽しむ感じとか新しいモデルで
気になったモデルがあれば、入手する感じです。
なので特別、レアモデルやプレミアムモデルに
こだわるより許容範囲が広くなっています。
また、私の場合、
毎シーズン最新モデルのスニーカーを数多く買うより
気に入ったら買うみたいな感じになっています。
ここの所、あまり新しいスニーカーを買った記憶も無いです。
ナイキのスニーカーも3年ぶりくらいとか、
ブランドの靴も中古で、たまたま安く販売されていて、
状態も良かったので価格的に失敗しても、許せる範囲内だったからです。
最近の靴の買い替えペースでは、
1,2年に1足くらいと間が開いています。
理由は、長く履こうみたいに変化している所もあるからです。
例えば、お気に入りのサンダルでは、ドンキーホーテで買った
低反発サンダルを自宅履きとして履いていますが、意外に軽くて
低反発クッションで素足で歩いているみたいな感じでフィット感も良いからです。
また日常に履いている8000円くらいで買った
トレッキングタイプのスニーカーは、防水で雨の日も滑り難く
庭掃除を行ったり普段履き雨の日用としても活躍しています。
スニーカーを色々履いて楽しむ方法では、
アウトレットやバーゲン中に安くなったモデルを選ぶ方法もあります。
1ランク上の機能搭載モデルを比較的安く購入できる事もあるからです。
ブランド直営サイトでもアウトレットモデルを
アップしていたりもするので、その辺りから普段履き用としてセレクトする方法もあります。
レッドウィングのブーツも直営の
ネットショップでアウトレットモデルを販売されているので、
もう1足欲しいけど、中々予算的に難しいと感じる方や近くに販売店が無くて、
遠くに買いに出かける事が難しい方など、少しお得に買う事も可能です。
ただ、アウトレットモデルは、
基本的に返品不可のケースもあるので
サイズ選びなど初心者で失敗したくない人は、不向きです。
ナイキは20足以上は買っているので、
だいたいのモデルの履き心地やサイズ感も失敗しないと思います。
この辺りから、やや上級者向けみたいな感じもあります。
つっこみではアディダスは?とかニューバランスは?
アシックスとか、ミズノとかは?とか、リーボックは?とかあるかも知れませんが、
さすがに、そこまで多くのブランドの靴を履き比べても居ません。
アディダスはスーパースターのレザーモデルとか
クールクライマー?、ランニングモデルではカンガルレザー使用のナフタンガまでみたいな感じです。
リーボックはDMX RUNのポンプフューリー?タイプとか、アシックスもクラシックモデルのオニツカタイガーと、ゲルキンセイの14?や単距離タイプのワイドモデルなど。みたいに色々です。
ミズノはバスケとウォーキングモデルを履いたり他にも色々ありますがあまり覚えてない所もあります。ニューバランスも1000番シリーズの1300、1400、1500、1700、2000、2002までは、履いた事があります。576もUKとスエードタイプでUSA 2足を履いたとか150とか、けっこう色々履いた事もあります。
ただ、アウトレットモデルは、
基本的に製造されて時間が過ぎているので、
物によっては、あまり履かないまま保管している間に
ソールが劣化してしまう可能性もあります。
アウトレットモデルを購入するメリットのある人では、
よく歩く人とか靴の傷みが早い人、ある程度、デザインやブランドなど
許容範囲が広い人におすすめです。
例えば、このデザインでこの色でないとダメ。
とか傷が少しでもあるとダメ。みたいな人は難しいケースもあります。
他では流行にこだわる人とか最新モデルに敏感な人もあまり向いて無いです。
中古のスニーカーは、どうなの?
中古スニーカーも今では販売されて無いモデルや
レアモデルもあり探すと面白い所もありますが、普段履きとして履く場合、
アウトレットモデルより、当たり外れが大きくなる可能性もあります。
基本的にスニーカーは、ソールが命みたいな所もあり、
特にハイテクモデルのスニーカーでは靴の修理屋さんで
オールソール交換してもらうと、別のソールになってしまったりすると、
別の履き込ごちになってしまう可能性もあります。
なので、この辺りもそのモデルによって判断する形になります。
革靴と比較するとどうなの?
革靴でも高級靴といったカテゴリーに入るタイプと、
修理可能モデル、基本修理不可モデルなど色々あります。
高級靴は基本的に大切に履いてお手入れ前提の靴として履けば長持ちします。
一方、一般向け、普段使用モデルでは基本として
ある程度履いたら、買い替える前提のモデルになります。
価格帯も一般モデルでは5000円から3万円代までがメインになる感じです。
リペア可能でも、修理代が1万円以上となると、この価格帯では買い替えた方が良いかも?
みたいになる感じです。
私の場合、修理より買い替え派だったのと、歩く距離も多かったので、
1日10時間以上、立ち仕事とか、電車で往復5時間掛けて仕事で1日掛かるとか、
とにかく歩く距離や時間が長かった事もあり、これだけ色々な靴を買い替えた事になります。
実際に普段の仕事の靴では普段履きで雨の日に履いたり、
どこかにぶつけたり擦ったりして履く事も多く、傷みやすくもなるので、
こういった履き方をしている人は、あまり高額な靴を履かない方が良い可能性もあります。
靴底が傷む所もありますが、
靴が擦れたりキズができたりしやすいので、
大切に履くとかになると、もったいないからです。
車で例えると、軽トラックや配達用の商用車など、
傷がつくから。汚れるから。みたいに気にしていたら仕事にならない。
みたいな感じもあるからです。
スニーカーとしては、実用履き、おしゃれ履き、
目的によって色々なので、やっぱりプレミアム価格のスニーカーは、
その価値を見出せる方向けのスニーカーと思います。